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2012年05月02日

薬品やワインに侵された、大理石カウンターの研磨



今回は、とある美容室からの依頼。
カウンターに薬剤の容器を置いたら、大理石にシミが付いてしまった。という事例。
見ると、容器の底の形に、石が曇っています。
他に、パーティでワインをこぼした箇所が、曇ってしまったとか‥。



石材はとても頑丈で、長持ちしそうに思われますが、意外と身近な液体に弱かったりします。
よくあるのが、高級マンションの住人からの依頼。
ペットの室内犬が、留守中に大理石の床に吐いてしまい、その跡がシミになってしまった。という事例。 胃液は強烈な酸性なので、石材は溶かされてしまうんですね。
ワインもそうですが、酸っぱいものは基本的に「酸性」なので、石を腐食します。
補修に関しては、表面からどの程度の深さまで侵食されているかによって難易度は異なりますが、基本的には石材を研磨してツヤを上げていく事になります。



周りを汚さないよう「養生」して、研磨機(ハンドポリッシャー)にダイヤの砥石を付けて、表面を磨いていきます。
作業は石を削る(キズ付ける)工程から始まり、最終的に元通りのツヤに仕上げるまでには、かなりのコツが要ります。
今回も無事、ピカピカに磨き上げたら、表面を保護する石材専用のコーティング剤で仕上げて、完成。
新品同様。 ‥というか、新品以上の輝きになっちゃいました。

▲石材用のコーティング剤で仕上げます。
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Posted by IGU
at 21:06│Comments(0)
│大理石の補修
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